旅のメモ・コートダジュール編
2007年 02月 24日
今回はニースに一泊のみ滞在。
正直コートダジュールを満喫するにはとても足りなく、結果ニースを拠点として行きたい様々なところを飛び回る羽目になった。
ニースには、燦々と輝く太陽とビーチをのんびりと満喫する以外にも足を運ぶ十分な理由がある。
19世紀からアーティストに愛される街であった。
ゆえに、自分自身学生時代から敬愛する画家であるマルク・シャガール、父の大好きなアンリ・マティスなど個別のアーティストに特化した美術館が非常に多い。
今回の旅は、自分にとっては1990年に両親と一緒に訪れてから実に17年ぶりの訪問となったのだけれど、ところによっては極度に観光地化された「俗っぽい」部分がありながらも、そうでない部分も多々あり。
マティス美術館は残念ながら改装のため現在閉鎖されており、今回訪問できたのはシャガール美術館のみ。
同美術館およびシャガールについては思うところが多いので紙面を改めることにして。
ニースから10kmほど西に位置する代表的な「要塞街」であるSt Paul De Venceなど南仏ムードを満喫できる場所へも足を伸ばすことが出来た。
この時期のロンドンでは常に不足する陽光に加え、新鮮で美味なシーフード、そして街の至るところで感じられる「アート」。
旅のメモの材料には事欠かないけれど、無類のオリーブ好きとして最大の掘り出し物は、実はこんなところだったりして・・・。
オリーブの収穫量が豊富な南仏ではこの手のお店を多く見かける。
オリーブオイルには様々な種類があり、小さなスプーンで試飲が可能。
同じ南仏といえども、ニースのものとエクス・アン・プロヴァンスのものでは風味も強さも異なる。
ガーリックやハーブなどでフレーバーを付けたものもあり、種類の多さに驚く。
オイルだけではなく、バルサミコも実に色々なタイプがあるものだと感心。
寝かせる年数だけでなく製法も様々であるらしいが、店で最も古いという10年物の古酒のような風格を備えたバルサミコは250mlの瓶が一本8000円程度(円安が過ぎるだけかもしれないけれど)という高価な品であった。
同僚や友人へのお土産として重宝したのが、オリーブの実を模したチョコレート。
手に取るだけで心楽しくなるような洒落たお土産物が多いのもフランスの特徴。
自分用のお土産として最も嬉しい収穫品は、これ↓。
要は、おつまみのオリーブを刺すためのフランス版爪楊枝である。
日本の楊枝と違って先が二股に分かれているため、ターゲットを逃さずがっちりとキャッチするので滑りやすいオリーブでもOK。
レジの横の棚にひっそりと置かれているのを夫が見つけてくれた12本入りのセットは、今ではオリーブのみならずフルーツやピクルスなどに添えられ、早くも我が家では不動の地位を確保した次第。
訪れた先々で買い求めた土産品が旅の良い思い出になるのは珍しいことではないけれど、このニースのオリーブ用爪楊枝は、今までの旅の収穫品の中でも相当のヒット商品といえる。
正直コートダジュールを満喫するにはとても足りなく、結果ニースを拠点として行きたい様々なところを飛び回る羽目になった。
ニースには、燦々と輝く太陽とビーチをのんびりと満喫する以外にも足を運ぶ十分な理由がある。
19世紀からアーティストに愛される街であった。
ゆえに、自分自身学生時代から敬愛する画家であるマルク・シャガール、父の大好きなアンリ・マティスなど個別のアーティストに特化した美術館が非常に多い。
今回の旅は、自分にとっては1990年に両親と一緒に訪れてから実に17年ぶりの訪問となったのだけれど、ところによっては極度に観光地化された「俗っぽい」部分がありながらも、そうでない部分も多々あり。
マティス美術館は残念ながら改装のため現在閉鎖されており、今回訪問できたのはシャガール美術館のみ。
同美術館およびシャガールについては思うところが多いので紙面を改めることにして。
ニースから10kmほど西に位置する代表的な「要塞街」であるSt Paul De Venceなど南仏ムードを満喫できる場所へも足を伸ばすことが出来た。
この時期のロンドンでは常に不足する陽光に加え、新鮮で美味なシーフード、そして街の至るところで感じられる「アート」。
旅のメモの材料には事欠かないけれど、無類のオリーブ好きとして最大の掘り出し物は、実はこんなところだったりして・・・。
オリーブの収穫量が豊富な南仏ではこの手のお店を多く見かける。
オリーブオイルには様々な種類があり、小さなスプーンで試飲が可能。
同じ南仏といえども、ニースのものとエクス・アン・プロヴァンスのものでは風味も強さも異なる。
ガーリックやハーブなどでフレーバーを付けたものもあり、種類の多さに驚く。
オイルだけではなく、バルサミコも実に色々なタイプがあるものだと感心。
寝かせる年数だけでなく製法も様々であるらしいが、店で最も古いという10年物の古酒のような風格を備えたバルサミコは250mlの瓶が一本8000円程度(円安が過ぎるだけかもしれないけれど)という高価な品であった。
同僚や友人へのお土産として重宝したのが、オリーブの実を模したチョコレート。
手に取るだけで心楽しくなるような洒落たお土産物が多いのもフランスの特徴。
自分用のお土産として最も嬉しい収穫品は、これ↓。
要は、おつまみのオリーブを刺すためのフランス版爪楊枝である。
日本の楊枝と違って先が二股に分かれているため、ターゲットを逃さずがっちりとキャッチするので滑りやすいオリーブでもOK。
レジの横の棚にひっそりと置かれているのを夫が見つけてくれた12本入りのセットは、今ではオリーブのみならずフルーツやピクルスなどに添えられ、早くも我が家では不動の地位を確保した次第。
訪れた先々で買い求めた土産品が旅の良い思い出になるのは珍しいことではないけれど、このニースのオリーブ用爪楊枝は、今までの旅の収穫品の中でも相当のヒット商品といえる。
by canary-london
| 2007-02-24 20:28
| travel