一週間の休暇の顛末―世界インターネット事情
2006年 09月 10日
すっかり更新が滞ってしまった。
というのは気分的にサボっていた訳では決してなく、むしろ休暇とあって頭も身体も充電し書く気満々、実際に紙と鉛筆という古典的媒体ではプールサイドに寝そべってカクテルを啜りながら書いたりもしていたのだが、物理的にネットワークに繋がらない状態だったのである。
一週間の休暇の行き先は南イタリア。
アマルフィ海岸やシチリア島は確かに間違ってもビジネスの拠点となる場所ではないけれど、出発前に何とはなしに「イタリアだし、それなりのグレードのホテルならネットワークには繋がるだろう」と高をくくって愛用のノートパソコンを荷物に詰めたのだが、結果はといえば大敗北。
初めに三泊したアマルフィ海岸の小さな町(村?)・Ravelloのホテルにはワイヤレス・アクセスポイントの設定があったのだけれど、これが何故か上手く繋がらない。
シチリア島に移って二泊したTaorminaのホテルでは個人のPCで接続するインフラは整っておらず、ホテルのゲスト全員で共有するパソコンがぽつんと一台置いてあるのみ。他の客がいない限りGoogleサーチはやりたい放題だが、日本語が打てない/読めないため、ことブログとなると意味がない(一つ下の苦し紛れのエントリはTaorminaにて)。
最後に一泊したシチリア島・Palermoのホテルにもネットワークへの接続手段は見当たらなかった。
「ある程度の先進国なら、何処へ行ってもネットワークに繋がって当たり前」などといった思い込みは通用しないことを痛感。
国が違えばウェブ環境も違う。
郷に入れば郷に従え(因みにこの諺、英語で言うと自分には何ともタイムリーに感じられる’ When in Rome do as the Romans do’である)。
海外生活の長い自分としては分かっているつもりなのだけれど、またも失敗。
9・11五周年を目前にして更なる厳戒態勢のヒースローおよび各都市の空港で隈なく点検された我が分身のDynabookは(もうそれこそ分解されそうな勢いである)、旅行中ほぼ無用の長物と化してしまった。
というわけで、素晴らしかった南イタリア紀行はまた機を改めて書くことにして、本日はとりあえず帰還報告及び更新遅延の言い訳でした。
PS-取り急ぎ、お茶請けにどこまでも美しいアマルフィ海岸の海岸線と、この地域で異様にたくさん見かけたトカゲ君の写真で南イタリア気分を味わって頂ければ。
というのは気分的にサボっていた訳では決してなく、むしろ休暇とあって頭も身体も充電し書く気満々、実際に紙と鉛筆という古典的媒体ではプールサイドに寝そべってカクテルを啜りながら書いたりもしていたのだが、物理的にネットワークに繋がらない状態だったのである。
一週間の休暇の行き先は南イタリア。
アマルフィ海岸やシチリア島は確かに間違ってもビジネスの拠点となる場所ではないけれど、出発前に何とはなしに「イタリアだし、それなりのグレードのホテルならネットワークには繋がるだろう」と高をくくって愛用のノートパソコンを荷物に詰めたのだが、結果はといえば大敗北。
初めに三泊したアマルフィ海岸の小さな町(村?)・Ravelloのホテルにはワイヤレス・アクセスポイントの設定があったのだけれど、これが何故か上手く繋がらない。
シチリア島に移って二泊したTaorminaのホテルでは個人のPCで接続するインフラは整っておらず、ホテルのゲスト全員で共有するパソコンがぽつんと一台置いてあるのみ。他の客がいない限りGoogleサーチはやりたい放題だが、日本語が打てない/読めないため、ことブログとなると意味がない(一つ下の苦し紛れのエントリはTaorminaにて)。
最後に一泊したシチリア島・Palermoのホテルにもネットワークへの接続手段は見当たらなかった。
「ある程度の先進国なら、何処へ行ってもネットワークに繋がって当たり前」などといった思い込みは通用しないことを痛感。
国が違えばウェブ環境も違う。
郷に入れば郷に従え(因みにこの諺、英語で言うと自分には何ともタイムリーに感じられる’ When in Rome do as the Romans do’である)。
海外生活の長い自分としては分かっているつもりなのだけれど、またも失敗。
9・11五周年を目前にして更なる厳戒態勢のヒースローおよび各都市の空港で隈なく点検された我が分身のDynabookは(もうそれこそ分解されそうな勢いである)、旅行中ほぼ無用の長物と化してしまった。
というわけで、素晴らしかった南イタリア紀行はまた機を改めて書くことにして、本日はとりあえず帰還報告及び更新遅延の言い訳でした。
PS-取り急ぎ、お茶請けにどこまでも美しいアマルフィ海岸の海岸線と、この地域で異様にたくさん見かけたトカゲ君の写真で南イタリア気分を味わって頂ければ。
by canary-london
| 2006-09-10 05:32
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