ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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今回はニースに一泊のみ滞在。
正直コートダジュールを満喫するにはとても足りなく、結果ニースを拠点として行きたい様々なところを飛び回る羽目になった。

ニースには、燦々と輝く太陽とビーチをのんびりと満喫する以外にも足を運ぶ十分な理由がある。
19世紀からアーティストに愛される街であった。
ゆえに、自分自身学生時代から敬愛する画家であるマルク・シャガール、父の大好きなアンリ・マティスなど個別のアーティストに特化した美術館が非常に多い。

今回の旅は、自分にとっては1990年に両親と一緒に訪れてから実に17年ぶりの訪問となったのだけれど、ところによっては極度に観光地化された「俗っぽい」部分がありながらも、そうでない部分も多々あり。
マティス美術館は残念ながら改装のため現在閉鎖されており、今回訪問できたのはシャガール美術館のみ。
同美術館およびシャガールについては思うところが多いので紙面を改めることにして。

ニースから10kmほど西に位置する代表的な「要塞街」であるSt Paul De Venceなど南仏ムードを満喫できる場所へも足を伸ばすことが出来た。
この時期のロンドンでは常に不足する陽光に加え、新鮮で美味なシーフード、そして街の至るところで感じられる「アート」。
旅のメモの材料には事欠かないけれど、無類のオリーブ好きとして最大の掘り出し物は、実はこんなところだったりして・・・。

オリーブの収穫量が豊富な南仏ではこの手のお店を多く見かける。
オリーブオイルには様々な種類があり、小さなスプーンで試飲が可能。
同じ南仏といえども、ニースのものとエクス・アン・プロヴァンスのものでは風味も強さも異なる。
ガーリックやハーブなどでフレーバーを付けたものもあり、種類の多さに驚く。

オイルだけではなく、バルサミコも実に色々なタイプがあるものだと感心。
寝かせる年数だけでなく製法も様々であるらしいが、店で最も古いという10年物の古酒のような風格を備えたバルサミコは250mlの瓶が一本8000円程度(円安が過ぎるだけかもしれないけれど)という高価な品であった。

同僚や友人へのお土産として重宝したのが、オリーブの実を模したチョコレート。
手に取るだけで心楽しくなるような洒落たお土産物が多いのもフランスの特徴。

自分用のお土産として最も嬉しい収穫品は、これ↓。
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要は、おつまみのオリーブを刺すためのフランス版爪楊枝である。
日本の楊枝と違って先が二股に分かれているため、ターゲットを逃さずがっちりとキャッチするので滑りやすいオリーブでもOK。
レジの横の棚にひっそりと置かれているのを夫が見つけてくれた12本入りのセットは、今ではオリーブのみならずフルーツやピクルスなどに添えられ、早くも我が家では不動の地位を確保した次第。
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訪れた先々で買い求めた土産品が旅の良い思い出になるのは珍しいことではないけれど、このニースのオリーブ用爪楊枝は、今までの旅の収穫品の中でも相当のヒット商品といえる。
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by canary-london | 2007-02-24 20:28 | travel
「ローエングリン」について、プロダクションとキャストの記述を失念しておりました。
今更やや間抜けながらアップデート:

Lohengrin
Libretto          Richard Wagner
New staging In co-production with the Baden-Baden Festspielhaus and the Opéra National de Lyon

Conductor                Daniele Gatti
Production                Nikolaus Lehnhoff

Cast
Heinrich der Vogler:       Hans Peter Koenig
Lohengrin:               Robert Dean Smith
Elsa von Brabant:         Anne Schwanewilms
Friedrich von Telramund:       Tom Fox
Ortrud:                 Linda Watson
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by canary-london | 2007-02-20 08:56 | travel
ミラノを旅程に含めたそもそもの目的は買物ではなく、スカラ座でオペラを観ることであった。
当ブログでも以前書いた通り、私はことオペラとなると若葉マーク全開の初心者であるため、比較的ポピュラーな演目にしたいとの思いが強く、ワーグナーの「ローエングリン」へ。
長年のラブコールの末に今シーズンからスカラ座でタクトを振り始めたDaniel Gattiの指揮には、何度かのコンサートを通じて馴染みがある。

ポピュラーな演目といっても、そこはライト級など存在しないワーグナー。
二度のインターバルを挟んで合計5時間の公演に臨むにあたっては、それなりの気構えも必要になる。

気構えが過ぎた感はあるが、前夜はDVDで予習にいそしみ、ついつい夜更かしして睡眠時間2時間。程よい暗さと心地よい背もたれの中、正直瞼の重さに耐え切れなくなったのは一度や二度ではなかったけれど、何しろ豊かな5時間だった。

キャストの歌唱力や演出については私より遥かに詳しい専門家の皆さん(周囲にも多数)お譲りすることにするけれど、フィナーレを除いてローエングリン役のRobert Dean Smithはちょっと弱かった印象。
それにしても、Gattiの指揮のもとではオーケストラ全体がきりっと引き締まる。

大規模な改修が2004年に終えられたばかりの劇場のセッティングは華やか。
もちろん老舗の劇場の貫禄も併せ持っている。
天井桟敷を除いて全てボックスとなっているバルコニー席が印象的な造り。
パリのオペラ・ガルニエの洗練された華やかさとは少し異なり、もう少し野性味がある印象は国民性を反映しているのだろうか。

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ちょっと奮発して取った、STALLSのわりと良い席に陣取る。
飛行機のスクリーンよろしく個別の席に設けられた英語字幕をはじめとして、設備は申し分ないのだが、あえて言うなれば改修時に序でに座席の傾斜をもう少し急にしてほしかった。
西洋人は大柄で座高も高い人が多いので、ほぼフラットに感じるような緩やかな傾斜では、前の人の頭が邪魔になって肝心の舞台が見えない局面がしばしばある。
舞台装置は、正直シャビーな感の強いロンドンのロイヤルオペラに比較すると、やはり充実感が高い(と思う)。

特筆すべきは、プログラムだろうか。
15ユーロという値段にびっくりして一冊入手すると、ずっしりと重い。
買うときにスタッフがその旨警告してくれるのでほぼ興味本位で購入したのだが、200ページに迫る立派な本のうち、英語は「synopsis(あらすじ)」の2ページしかない。
(実はこの「あらすじ」だけは、日本語訳もある)。

最後に、大陸ヨーロッパでオペラや少し特別な音楽会に出掛けるときに最も好きなのが、何とも言えない「心地良い緊張感」である。
ロンドンの観客・聴衆はカジュアル志向が極端に強く、オペラでもジーンズ姿が珍しくないのが少し寂しい。
大陸へ行くと、マチネでない夜の公演は特に、きらびやかなイブニングドレスの女性も少なくない。
日本のように、オペラが物凄く値段も敷居も高い「限られた一部の人達向けの娯楽」ではなく、基本的には誰にでもオープンな場である。
その一方で、誰もが「少し特別な夜」を楽しもうと、うきうきしながら出掛ける、そんな素敵な感覚。

昨年8月のザルツブルグ音楽祭へ行ったときにも全く同じ印象を受けた。

オペラや年一回催される由緒ある音楽祭は、「少し特別な夜」だから。
心地良い緊張感、これからも忘れずに臨みたいものである。
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by canary-london | 2007-02-16 10:45 | travel
くだらない意地を張ったdisclaimerを取り払ったところで、「旅行記」ならぬ「旅のメモ」、第一弾。
ミラノへはオペラを観るために出掛けたのだが、イタリアの旅行には必然的にファッションとグルメという、女性は逃れることの出来ない二つの呪縛がついてまわる。

どちらかというと、三度のメシより洋服(含・身につける革小物などの装飾品)が好きな方である。
・・・と書いてみたところで、それは正確性を欠くことに気付いた。
美食と美酒もかなり重要視するタイプなので、「三度のメシと張るぐらい」洋服が好きである、ぐらいか。

お洒落をするのも、シーズン毎に自分なりのテーマを決めると楽しさがアップする。
自分にとっての今年の冬のそれは、さしずめ「革のグローブ」だろうか。
今回のミラノにおける「戦利品」を眺めながらそんなことを思っている。

イタリア人は老若男女問わずお洒落な国民としてのイメージが強いけれど、こと革小物となると、センスの良さにはっとさせられることが少なくない。
元来お洒落な性質に加えて、良質な革が安価で手に入ることが大きな理由なのだろうけれど、兎に角革製品の種類が豊富。

靴やバッグについては言及するまでもないが、手袋も勿論この例外ではない。
ミラノの中心的なファッションストリートをそぞろ歩くと、手袋専門店が少なくとも二店。
店頭には、
「革製品ってこんなにたくさんの色があるんだ!」
と感心するほどの色とりどりの革製のグローブが所狭しと並べられ、目にも実に楽しい。

今シーズンは運悪く、大事にしていた革のグローブを立て続けに二つ落としてしまった上に、扱いが荒いのか今一つは継ぎ目が裂けてしまい、現在修理待ちという惨状である。
そんななかで、ミラノの革グローブ専門店の誘惑には抗し難く・・・。
以下、革製のグローブ分野に限定した戦利品公開(笑)。

↓モンテナポレオーネ通りのPiumelliで見つけた、心楽しくなるツートンカラーの二品。

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↓こちらはスピガ通りのSermonetta Glovesのもの。
手首まで隠れる長いタイプのものが非常に便利であることは偉大な発見であり、思わず色違いを三色も買い求めてしまった。
ちなみに写真では分かりづらいけれど、最左のものはグレーという珍しい色。
また最右のものは深いオリーブグリーンという微妙な素敵な色合い。

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→ステッチの入った個性的なデザイン。
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↓寒いときにはこんな毛皮つきも重宝。

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by canary-london | 2007-02-11 12:06 | travel
今週は再び旅に出ていたので、更新が滞ってしまいました。

5日間という恐ろしい駆け足日程でミラノ・コートダジュール・パリを巡った後、さらにイギリス国内旅行へも出掛けた顛末についてはまた改めて。
・・・といいながら、昨年は様々なところを訪れた後にブログにも旅行記を書こう書こうと思いつつ、アップしていない旅行記が溜まり過ぎていることに気付いた。
印象が薄れないうちにと、訪れた土地土地や帰りの飛行機の機内などで殴り書き程度のメモは取るのだけれど、文章に落とし込む時間を見つけられないまま時間ばかりが流れてしまう。

そんな怠慢にも、2007年は終止符を打とう。

Fantasticmomongaさんも以前同様のコメントをされていたが、訪れた見知らぬ土地の印象というのはやはりナマモノであり、日に日に印象は薄れていくものである。
人間は残念ながら忘却の生き物なので、記憶が薄れることに対する微力なる抵抗としては、文章に書いて残すことをはじめとして幾つかしか方法はない。

年頭所感にはかなり遅れてしまったけれど、今年はもう少しマメに(願わくば昨年の溜まった分も含めて・・・)旅行記を書くぞ、と意思表明してみたり。

もっと言うなれば、そもそも「旅行記」とか肩肘を張るからいけない。
どのみちくだらない考察なのだから、「旅のメモ」とでも名づけることにして。
今年はもう少し肩の力を抜いて、気の向くまま、心の向くまま書ければ・・・と思っている。
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by canary-london | 2007-02-11 11:05 | diary
前回期せずしてカップラーメンなんぞの話になったので、調子にのることにして食べ物について書いてみる。
ダイエットを試みる人には耳寄り情報?
ということは実は何らなく、皆「分かっちゃいるけど実践できない」ということだと思うのだけれど、先般心がけるべき食生活についてとある人から面白い格言を教えてもらった。

「朝は王様のように、昼は王子様のように、そして夜はウサギのように。」

周知の通り、朝は一日消費する分のカロリーの貯金も存分にある状態なので、カロリー摂取の方も贅沢にして然るべき。
日が進むにつれて夜の睡眠に向けて段々と活動レベルが落ちるため、これに伴って摂取カロリーも一日の終息に向けて控えめにすべき、という、一度なりともダイエットなるものを心がけた人には自明の説である。


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翻って自分の日々の生活を見てみると。

アジア時間に合わせて慌しく出社する朝は、デスクで電話傍らなるべく手間を掛けることなく消費できるクラッカーorクロワッサンand/orフルーツorヨーグルト。
そして朝のお目覚めに欠かすことの出来ないたっぷりとした量のブラックコーヒー。
(午前中平均2杯程度。)

昼は、炭水化物を敵視するAtkinsダイエットが2005年7月の会社倒産以降も未だ隆盛な英国に多いlow-carb崇拝者の同僚に感化され(彼女はアメリカ人だけれど)、サラダを取ることが多い。

夜はというと、やはりビールなりワインなりスピリッツなり焼酎なり・・・と自宅に戻っても何らかのアルコールを口にすることが多いため、勢いアルコールと共に(親父系)おつまみがついつい進む。
さすがにアルコールを飲むと白米まで到達することはごく稀だが、やはりトータルの摂取量は多くなりがちなのだろう。
これでは、「夜はウサギ」どころではなく、むしろ朝は王子様のように、昼はウサギのように、夜は王様のように、と100%逆転ではないものの、こと美容と健康という観点からは完全に間違った食べ方をしている。

「分かっちゃいるけど実践できない」、のですな。
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by canary-london | 2007-02-03 08:25 | current