ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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クリスマスの風物詩

Festive seasonたけなわである。
クリスマスのイルミネーションが街中を彩ると、昨年丁度この時期に渡英して当初の住まいであったSloane Squareの幻想的な光景に見とれたことを思い出す。
そういえば、このブログも今月で一周年の誕生日を迎えることになる。

先般、ドイツの発行体から何やら大きく平らな小包が届いた。
何かと思って開けると、中から可愛い絵柄のadvent calendarが出てきた。
由来は良く知らないが、欧米では昔からクリスマスの風物詩。
12月1日から一日ずつカレンダーの小窓を開いていくのが子供心にわくわくしたものだ。
クリスマスツリーの下にプレゼントが一つまた一つと増えていくことと合わせて、クリスマスに至るまでの12月の日々は何とも心楽しい。

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クリスマスの風物詩を挙げていくときりがないが、子供のとき決まって歌ったのが
The Twelve Days of Christmas」。


今でもつい口ずさんでしまう。
昔は意味も分からず歌っていたのだが、実はそれぞれにこんな意味があることを初めて知った。
宗教とは象徴の世界なり。

Religious symbolism of The Twelve Days of Christmas (The 12 Days of Christmas)
1 True Love refers to God
2 Turtle Doves refers to the Old and New Testaments
3 French Hens refers to Faith, Hope and Charity, the Theological Virtues
4 Calling Birds refers to the Four Gospels and/or the Four Evangelists
5 Golden Rings refers to the first Five Books of the Old Testament, the "Pentateuch", which gives the history of man's fall from grace.
6 Geese A-laying refers to the six days of creation
7 Swans A-swimming refers to the seven gifts of the Holy Spirit, the seven sacraments
8 Maids A-milking refers to the eight beatitudes
9 Ladies Dancing refers to the nine Fruits of the Holy Spirit
10 Lords A-leaping refers to the ten commandments
11 Pipers Piping refers to the eleven faithful apostles
12 Drummers Drumming refers to the twelve points of doctrine in the Apostle's Creed

Advent calendarの「中身」は色々あるが、客から届いたカレンダーの小窓の中には、一つずつ小さなチョコレートが隠されている。
童心に戻れるのは良いけれど、このカレンダー、当然毎日一つずつ小窓を開けていくことが前提となっている。つまりビジネスマンだと、勢い土日の分もまとめて月曜日に食べる羽目に陥るのである。
早くも忘年会続きの暴飲暴食で弱った胃とたるんだウエストラインにはあまり有り難くない贈り物だなあ・・・などと客を逆恨みしてみたりして。
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by canary-london | 2006-12-06 11:38 | diary
先日も我が家の’housecooling party(?)’にお越し頂くなど何かにつけて親しくお付き合い頂いているth4844さんがいみじくも先日書かれていた通り、海外に住まうことの大きなメリットの一つは、「日本にいるよりも遥かに気軽にいろいろな分野で活躍されている日本人の方々と知り合う機会がある」ことだといえる。

先日・12月1日金曜日は、そんな貴重な一日。
昨年5月に61年ぶりとなるプロ編入試験将棋を実現させ、同11月に見事この試験に合格、サラリーマンからプロ棋士へと転身を遂げられた瀬川昌司棋士・四段のお話を伺う機会があった(勝手に引用させて頂いたブログは、帰宅してGoogleするうち発見したものです)。
今回は将棋のプロモーションを主目的とする種々のイベントのために、お二人の女流棋士・中倉宏美初段と島井咲緒里初段と共に来英されたとのこと。
講演の内容は、瀬川さんがご自身の体験談を交えつつ、「いかにして夢を実現するか」というテーマについて語る非常に興味深いものだった。

今年の4月に発売された瀬川さんの著書「泣き虫しょったんの奇跡」は、昨年のプロ試験合格以来一躍「時の人」となった瀬川さんが自らの半生を振り返った一冊。
見事な達筆で署名頂いた瀬川さんのこの本、講演から帰ったその夜のうちに一気に読み切ってしまった(天邪鬼の私は普段ベストセラーを手にすることは少ないのだが・・・)。

何とか駒の動かし方が分かる程度と将棋に関しては恥ずかしいほど無知な自分であるが、将棋と全く無縁のビジネスマンでも、更に言うと全ての大人も子供も瀬川さんのお話から何か学ぶことがあるものと思う。

瀬川さんのお話の中で印象に残ったのは、主に三点あった。

一つは、「自分の好きな道を進むこと」。
好きだからこそ、諦めずにゴールに向けて頑張ることが出来る。
以下、上記著書からの抜粋。
「僕は父に償いをしなくてはならないと思った。もうすぐ体は灰になってしまうけれど、父は僕のなかでこれからも生きつづける。その父は、どうすれば喜んでくれるだろうか、と考えた。
ほかのことは何もいわなかった父が、息子たちに望んでいたことはひとつだけだった。
自分の好きな道を行け。
(中略)
・・・この先、そんな険しい道であれ、僕が好きだと思えることが見つかったら、今度こそ逃げずに、勇気を出して、その道を進もう。」

二つ目は、「前向き志向」。
将棋を目指す者が避けて通ることの出来ない「奨励会」という組織のネガティブな面から出てきた分析が印象的だった。
将棋を真に楽しむことが出来るようになったとき、瀬川さんは本当の強さを手に入れ、夢に近づく最初の一歩を踏み出している。

三つ目は、「熱い思い・実現したい夢があれば、声に出して言うこと」。
瀬川さんの成功は、周囲の応援が彼の更なる力を引き出し、またサポートが広がるという力強い正のエネルギーの賜物であった。
現実の世界・ビジネスの世界では、「声に出すこと」が難しいケースもあるけれど、ポジティブな循環を作っていくことがゴール達成への近道であるのは間違いない。

アレンジした方々の配慮で、「講演会」といいながらもシティに程近いイタリアンレストランの地階を借り切って食事会を兼ねた形式で行われたため、雰囲気も実に和やか。何と瀬川さんと同じテーブルを囲む幸運に恵まれ、講演前後にも気さくなお話を楽しませて頂いた。

頂いたエネルギーを、自らの夢の実現に振り向けなければ。
「夢は何ですか?」という質問が、因果なサラリーマンにとっては一番の難問だったりするのだが(笑)。
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by canary-london | 2006-12-03 13:49 | current