ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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今年も書きます、クリスマスについて・・・

2005年12月からこのブログを書き始めてちょうど間もなく三年が経過するのだが、過去の記事をぼんやり眺めていると、12月は決まって欧州でのクリスマスのことを何か書いていることに気付いた。
一番自分の中でのクリスマスを表現しているのは、2005年12月に赴任準備で二週間ほどロンドンに出張していた時の記事だろうか。
ところでそれと同時に、この当時はまだ「です・ます」調の丁寧な文章を書いていたことに気付いた(体言止めも多用しているため、全てですます調というわけではないが・・・)。
いつの間に、今のような「だ・である」調のエラソウな文章になったんだったっけ。

それはともかく、アウトサイダーの自分ですら毎年クリスマスというものについて何かしら言いたいことがあるのだから、欧米におけるクリスマスというのがいかに大事な行事であるかを物語っている。
未曾有の不景気でも、家族へのプレゼントを買い求めるショッピング客の勢いは衰えを知らない。報道では「今年のクリスマス商戦は不振」という論調が目立つものの、リージェント・ストリートにでも出掛けようものなら、もみくちゃにされること請け合いである。
今年は先月末から風邪が抜けず、デパートの人混みに出掛けるエネルギーは到底ないため、私自身はほぼ全ての買い物をインターネットで済ませてしまった。・・・一体ネット社会になる前はどうやってこんな状況を切り抜けていたんだっけ?
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三年前にも書いた「プレゼント至上主義」は、オフィスにも該当する。
例年馬鹿騒ぎとなる我がデット・シンジケート部のクリスマス・パーティーでは、「シークレット・サンタ」と名づけ、各自くじ引きでチーム内の誰か一人にプレゼントを用意するルールとなっている。「シークレット・サンタ」の名の通り、あげる側が誰であるかは当日までディスクローズされない。当日は皆順番にプレゼントを開けていき、皆終わったところでそれぞれの「サンタ」の正体が明かされる、という仕組み。
プレゼントのインフレを防ぐために、一人10ポンドの上限が付されるなか、相手にマッチするもので且つ実用的、そしてユーモラスなものを見つけるのは実はひと苦労。
これもネットがなければ不可能な作業なのだ。

そんなわけでクリスマスの話題には事欠かないのだけれど、先日チームの数名で終業後久しぶりに一杯飲んでいたときの話題は、サンタさんとしての苦労話。
チームのメンバーの多くは、下は0歳児から上は小学校高学年程度のレンジの子供を持っているため、「子供に何歳までサンタさんの存在を信じ込ませることが出来るか?」が目下の大きなチャレンジなのだ。
25日の朝にプレゼントの周りに足跡をつけるぐらいは基本らしく、「煙突の中にサンタさんの衣服の残骸を残しておく」なんて凝りようの同僚もいた。
家族至上主義の欧米人がありったけのエネルギーを注ぎ込む子供中心のクリスマスにまつわるそんなエピソードの数々を聞くたび、心温まる気持ちになる。
息子や娘の純粋な気持ちを裏切らないよう、こんなに頑張っているお父さん・お母さんを持っている君達は幸せ者だよって、言ってあげたい。

私の子供時分、我が家でも毎年欧米式のクリスマスを祝っていた。
さすがにサンタさんの足跡まで目撃した記憶はないけれど、「サンタさんへ」の手紙と共にキッチンのテーブルに置いたミルクとビスケットやブランデーを全部平らげてくれていた両親にも、サンタさんとしての色々な苦労があったに違いない。

―今年も、より多くの子供たちがサンタさん神話を信じて、幸せなクリスマスを迎えられますように。
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by canary-london | 2008-12-10 10:40 | current