ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

Dame Kelly Holmes

3ヶ月ほど前に、会社の中で多文化交流を促進するボランティア的団体への参加を始めたことについて書いた。
毎週第二木曜日の午前10時から月例のミーティングがあるのだが、トレードその他で忙しいときには、正直「今日は勘弁してくれないかな」と思う。

・・・とはいいながらも、勉強になること、開眼させられることが実に多いことも確かで、敢えて新たなチャレンジをしている自分を少しだけ誇らしく思ったりもする。

先日も書いたオバマ氏の当選で、おそらくは世界的に「人種」というトピックに関する議論が再び熱くなるのではないかと予想する。
そんな世界のトレンドに先駆け(?)、件の我が団体はというと、10月を’Black History Month’と名付け、現在・過去にわたって英国で活躍する/活躍した黒人にスポットライトを当てた各種イベントを開催している。
自分にとってはそんな諸々のイベントのそれぞれ自体が新しい発見。
今月下旬には、ロンドンの観光名所の代表格であるナショナル・ギャラリーで黒人アーティストにフォーカスした勉強会が開催されるなど、日頃から知っているvenueで少し趣向の変わったイベントも数多く行われる予定である。

先月末には、英国人なら知らない人はいないであろう、2004年アテネ・オリンピックで金メダル二つ(800M走と1500M走)という快挙を成し遂げた陸上選手・Kelly Holmes氏を弊社に招き、小一時間のトークおよび質疑応答のセッションが実現した。
彼女は2005年にDameの称号も取得している。
f0023268_9283425.jpg
所謂「インテリ」ではないけれど、実力と努力、そして経験に裏打ちされた話には実に説得力がある。
話もなかなか上手い。
一度は陸上競技から離れ、18歳で入隊した英国の軍隊でまずはトラック運転手、続いてフィジカル・トレーナーを歴任するという稀有な経歴の持ち主でもある彼女がダブル・ゴールドを取得した2004年、彼女は実に34歳という高齢だった。
34歳という年齢、陸上選手としての選手生命はとうに終わっているというのが一般的な見方だろうが、彼女は持ち前のガッツと、とにかく「オリンピックで金メダルを取りたい!!」という幼少時からの夢を諦めることなく、見事に実現させた。

そんな彼女のアドバイスには参考になることが多数あった。
「常にゴールを持ち続けることが大事。ゴールは、少し背伸びしたら現実的に達成可能なものであるべき。」
「常に五年先の自分のビジョンを抱こう。」
などなど。

聴衆に回覧してくれた金メダルは、思いのほかずっしりと重かった。
彼女の直筆サインの入った新しい著書、「Black White & Gold」は宝物の一つになりそうだ。
[PR]
by canary-london | 2008-11-13 09:29 | current