ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

一軒家の摩訶不思議・自然編

フラットから一軒家に引っ越してから、そろそろ一年が過ぎようとしている。
古い一軒家に住むということは、大体において、それだけで実に色々なハプニングに遭遇するということを意味する。
理想を言えば、日本人の転勤者でも家族を持つ人の多くがそうしているように、少し郊外にあるアメリカンサイズの庭付き一戸建てに住みたいと思う。・・・のだけれど、通勤、および夜ロンドン中心部で遊んだ帰り道のことを考えると、どうも踏み切れずにいる。

それはともかくとして、我が家の話。
引っ越してからというもの、ナメクジやアリなど、あまり快くない様々な生き物に戦いを挑んできていることは、このブログでも紹介済み(笑)。
今回の「事件」は、もっと心温まるもの。

今週の月曜日だったか、この時期のロンドンに典型的な、実に天気が良く「ラブリー」という形容詞の似合う一日。
市場も静かなため、こんな日はさっさと帰って、日没までの日差しを庭で楽しむに限る。
そんな思いで家路を急ぐ。
夏至の時期のロンドンは、サマータイムのお陰もあって日没は22時を過ぎる。
最近では少し日が短くなってきたとはいえ、21時半頃まで外が明るく、仕事を終えてからの夜の時間を何らかの活動に充てることが出来るという意味では、実に素晴らしい時期であり、またここにはそれを奨励するカルチャーもある。

帰宅して、階段の踊り場から、何気なく小さな裏庭を眺める。
・・・と、芝生ゾーンの真ん中に、何やら見慣れない茶色い物体。
ん???
狭い庭には、大家さん所有の妙な置物など様々なものが並べられているので、籐製のアヒルの置物でも倒れてきたのだろうかと一瞬思ったけれど、何か様子がおかしい。

階下に下りて、窓から良く見ると、何と。
・・・キツネ。
しかも、寝てる・・・。

初めは死んでいるかと思って相当びっくりしたのだが(私の庭に勝手に入ってきて死んだのだとしたら偉く迷惑な話だ)、良く観察すると、息をするたびに腹部が動く。
ペットということはないだろうから野生のキツネに違いないのに、何とまあ無防備なものである。
ロンドンのど真ん中にいるとは俄かに信じられない光景を眺めながら、こちらはそれこそキツネにつままれた気分。

・・・などと他人に話しても絶対に信じてもらえないだろうと思って、キツネを起こさないよう、家の中からそっとシャッターを切った。
窓越しなので、画像の悪さについてはご勘弁を。
f0023268_13442946.jpg
f0023268_13444571.jpg


退場シーンには立ち会えなかったけれど、このキツネ氏、2時間もすると忽然と姿を消していた。
晴れた気持ちの良い夕方、庭で読書でも・・・と思ったらキツネに先を越されたのは誤算だったけれど、先客が先客なので、この日はキツネ氏に庭を独占してもらうことに。
ロンドンは、やはり東京と比べるとそれでもまだ自然が多少残っているのかな、と嬉しい気持ちになって、キツネのいなくなった庭でビールを開けた。
[PR]
by canary-london | 2008-07-17 13:46 | diary