ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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ロンドンとチャリティー

先週の金曜日は独立記念日で米国市場休場とあって、オフィスは閑散の様相。
時期的に、部署毎に順繰りで夏休みに入る人も増えるため、フロア全体的に静かではあったけれど、我が部署は更に人が少ない。
というのも、度重なるリストラでスリム化が進み、存続するための最小サイズとなった(笑・うーん、笑えない・・・)我々デット・シンジケートのチームから、二人がチャリティー・イベントに参加していた。
もちろん出張も多い部署なので二人ぐらい不在となるのは日常茶飯事ではあるのだが、そんなことにも関連して、今日は「チャリティー」イベントというものがこちらでいかに密接に生活に関わってくるかについて一言。

同僚二人が参加した件のイベントというのは、オートバイで英国を縦断するというもの。
チャリティーのことを最初に彼らから聞いたときには、正直
「えー、バイクに乗るごときで我々から寄付を募るわけ?運転しているアンタ達が楽しいだけじゃないの??」
と思ったが、丸二日と半日をかけて750マイル(約1,200キロ)の運転から戻った猛者二人の話を聞くと、なかなか苦しい道のりだった模様。

最も大きいのは、やはり気まぐれな英国の天候。
雨が降ると路上が滑りやすくなるほか、革の上下に包まれた全身は濡れネズミに。
確かに、「史上最高の男子決勝」と言う人まで出てきた昨日のウィンブルドン・テニスにおける     Federer x Nadalの対決が雨で幾度となく中断されたことからも分かるとおり、時折覗く晴れ間のあまり長持ちしない週末だった。
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それにしても、最近このようなチャリティーのイベントで「私をスポンサーして下さい!」といったメールが知人・友人から舞い込むことが際立って多い。
何しろ、このようなチャリティー活動、今回のようなオートバイは初めて見かけたが、マラソンやサイクリング、パワーウォーキング、ボート漕ぎなど、体を動かすものが圧倒的に多いため、気候の良いこの時期になると、ここロンドンでは雨後の筍のように様々なイベントが執り行われるのである。

ロンドンは、こういったチャリティー団体に供するための募金を効率的に行うシステムが整っているという面では、他の都市に比べて群を抜くように思う。
毎年4月に開催されるロンドン・マラソンは、言わずと知れた世界有数のチャリティー・イベントである。昨年の実績ベースでは参加者全体の8割近くが何らかのチャリティー団体のために走ったらしく、また累積では1981年の同マラソン創設以来、実に315百万ポンド(現状の為替レートで      660億円以上)の募金が集められているとのこと。

会社でも、毎年必ず「チャリティー・オブ・ザ・イヤー」(その年のチャリティー活動)というものが従業員の多数決で選定され、会社の旗振りの下に行われるイベントは、例外なくこの団体に寄付される。
傾向を見ると、貧困や恵まれない子供を支援するものが多く、こういった目的のためにポケットマネーを手軽に振り向けることが出来るシステムが整っているのは、実に素晴らしいことだと思う。

・・・とはいいながらも、一年の中でもチャリティー活動が全盛となる今の時期、同僚や友人を応援する目的での寄付が嵩み、何やら財布の薄さが気になるのは私だけではないハズ(笑)。
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by canary-london | 2008-07-08 08:37 | current