ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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旅をする理由

5月~6月はヨーロッパでは最も気候の良い時期なので、ほぼ確信犯的行動をとっているのだが、最近比較的頻繁に旅に出ている。
もちろん、数少ない英国の国民の祝日が5月に二つ固まっているという事実の影響も大きいのだが。

5月初めの三連休は、ウィーンにてオペラとウィーン・フィルと美術館三昧。
5月末の三連休は、イタリア・トスカーナ地方を列車とバスで巡る旅。
そして直近の6月第一週は、スペイン南部・アンダルシア地方を車で周遊。

このようにして自分の組む旅の日程を眺めるにつけ、大まかに三つのクライテリアに沿って目的地を設定していることにふと気付いた。

一つ目は、おそらくは誰しもそうだろうと思うが、気候・食生活などの面で過ごしやすいところ。
とはいえ食生活についてはまた別の悲喜こもごもエピソードがあるので別の機会に譲ることにして。
二つ目は、音楽や美術などの芸術的興味をそそられるところ。
そして今一つは、高校生時代に両親と共にロンドンから旅した先を再度訪れるパターンが意外に多いこと。

勿論全ての先に全てが当てはまるわけではなく、ウィーンなど目的のはっきりしている先は上記の中では二番以外の何物でもないし(申し訳ないが、オーストリア料理は二日も食べれば十分である)、直近訪れたトスカーナやアンダルシアは、実は三番目のカテゴリに入る。


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三番について、自分なりに思うこと。
両親と私の三人でロンドンに暮らした高校生時代(私には兄と姉がいるが、その時期は二人とも東京に残っていた)、何を隠そう相当勉強させられた。
おそらくはこの時期にあらん限りの脳細胞が活動し完全燃焼してしまったので、残念なことに今あまりアクティブな脳細胞が残っていないのかもしれない(と、自分を慰めることにしている)。

日々の勉強、そして空き時間には友人と思い切り遊ぶことに余念のない娘は、家族旅行の計画づくりにかまけている余裕などなく、旅行ガイドのMichelinと首っ引きでスケジュールを組むのは、大蔵大臣(今は「財務大臣」か。どうもしっくりこないけれど。)を兼ねる我が父である。
協調性がないのだろうか、一家揃ってパックツアーというものは苦手で、一度も参加したことがない。

娘の見聞を広めようとヨーロッパ各地を連れ歩いてくれた両親には何とも申し訳ない話なのだが、自分で計画を練ることはおろか、飛行機に乗る直前まで「で、どこ行くんだっけ?」とか言っているような旅行は、当然のことながら深い印象に残る筈もない。

そんなわけで、父の足跡を辿り、いまや自分がMichelinとにらめっこ。
高校生時代のリベンジとばかりに旅の計画を立てるのはやや面倒な作業ではあるものの、同時にこの上なく楽しい。

・・・父上、母上、16年経ってからの懺悔でした。どうかお許し下さい・・・。(時効成立???)
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by canary-london | 2007-06-10 05:19 | travel