ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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「頭の良さ」考

真に頭の良い人とは、難解な内容の事柄を噛み砕いて(自分のような)頭のそんなに良くない人に非常にシンプルな形で説明できる人であると思う。

年頭の新聞や雑誌を眺めていて、そんな風に改めて感じた「頭の良さ」二つ。

一つは、元旦から日経新聞に「私の履歴書」の連載を開始したノーベル物理学者、江崎玲於奈氏。
以下引用:
「我々は20歳から70歳まで活動すると考えると、分別力の方は20歳では零であるが、毎年増加し、70歳で百に達する。
一方、創造力の方は逆で、20歳で百、70歳になると零になってしまう。
その交点は45歳、創造力と分別力が拮抗して、いわゆるミドル・エイジ・クライシスを迎える。」

うーむ。

きっと実態は零や百ということはなくもっと複雑なのだろうが、シロウトには何ともイメージし易い。
それにしても、70歳になると創造力がゼロとは何とも空恐ろしい。
勿論、身近にも素晴らしい創造力を持ち続けるシニア世代はたくさんいるので、上記はあくまで(しかも人間の平均寿命が現在ほど長くない想定での)一般論かと思う。

今ひとつは、ノーベル化学者、ダドリー・ハーシュバック氏によるNewsweek誌記事中の石油の成り立ちに関する説明。
以下引用:
「恐竜を煮込んで、シダを水に浸し、地表近くで長い長い時間をかけて比較的低い温度と圧力を保ち続けると、石油の出来上がり。」
これまた、本当はもっと色々な工程があるのだろうが(且つ、この「有機起源説」を反駁する「無機起源説」がロシアでは1860年代より提唱され、今も結論は出ていないとのこと)、恐竜のシチューなんて想像するだけでも楽しい。

昔の理科の授業が皆こんな風だったら、自分ももっと科学好きの大人になっていたかもしれないのに。
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by canary-london | 2007-01-13 10:54 | current