ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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新年のささやかな怒り

というわけで、長らくのブランク(?)の末、2007年は従来の「言いたいことを何でも言うぞブログ(もしくは珍事満載ドタバタ絵日記ブログ)」復活宣言です。
冬眠中日々訪問して下さった方々、ゴメンナサイ。

当ブログを読んで頂いている方には、私は日本嫌いとの(誤った)印象を与えているかもしれない。
私は学生時代に両親と共に合計7年強を欧米で過ごす幸運に恵まれたが、そういった経歴の人に時々みられる「手放しの欧米礼賛/日本批判」には正直吐き気を覚える。
狂気的な若者や金太郎飴的な無気力サラリーマンに失望感を覚えることも少なくないけれど、やはり日本は自分の「祖国」。
日本には、自分のまだ知らないものも含めて、美しいところや素晴らしいところがたくさん、たくさん、ある(と思いたい・・・)。
(ときに、英BBCを中心とする団体が2006年前半に「世界の33の国・地域の中でもっとも世界にポジティブな影響を与えている国・地域」の調査を行ったところ、日本はヨーロッパに次いで第二位にランキングされたとのニュースを最近見掛けた。33の重複する国・地域とのことなので先進国に限ったものとは思うけれど、少し嬉しい。)

しかしながら。
もっとも日本批判に傾斜してしまうのは、やはり国レベルでの「こだわり」のなさを感じる様々な局面。
これは個人レベルではなく、国家レベル及び商業/マーケティングレベルにおいて顕著な傾向かと思うし、逆に個人レベルでは「こだわり」=ある種の「オタク」ということなら、オタク度において日本人を上回る国民を私は知らない。)
これは、国民のうち自覚的に信仰のある比率が3割程度と世界の中でも目立って低いことに起因するのだろうか(かくいう自分も無宗教であるが)。

こんなことをぼーっと考えることになったきっかけは、個人的にも大好きな街であるフィレンツェ・ウフィツィ美術館貯蔵のダ・ヴィンチの名画「受胎告知」が今年の3月~6月まで東京の国立美術館で展示されるとのニュース
何しろ、1867年に同美術館での貯蔵が開始されてから140年間、他の場所で展示されたことがないというのだから驚く。
別に、必ずしも「見たい人はフィレンツェまで行くべし」と言っている訳ではない。
ただ、140年の歴史の中で初めて移動する先が何故あえて日本である必要があるんだろうか?
勿論、「見たくてたまらないのにフィレンツェまで行けない人」にその機会を与えること自体は素晴らしいと思う。
ただ、「見たくてたまらない人」は、前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世が逝去された2005年4月に、ヴァチカンのサン・ピエトロ広場に遠路はるばる参列した敬虔なカトリック教徒の多い国・地域の筈であって、それは間違っても結婚式とクリスマスの時だけ俄かキリスト教徒に大変身する日本人ではない筈。
これはどう見ても、ダ・ヴィンチ・コードのブームに乗じているだけでしょ?
・・・こんなことで頭に血が上ってしまう自分はやはりひねくれ者なのだろうか・・・?

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by canary-london | 2007-01-03 04:53 | current