ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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英国グルメ事情その4: 絶品カジュアルフレンチ

またしても発見してしまった。
ロンドンでは貴重な、「絶品!」と客を唸らせるお味のレストラン。
本当は紹介しないで隠しておきたいぐらいなのだが、皆様とシェアさせて頂きたく。

先月27日の「キー様」のコンサート終了後、会場のBarbicanに程近いベルギー料理の店で
「白ワインとムール貝をつつこう!」
と女性三人で勇んで出掛けた。
のだが。
雨の中をお店に辿り着くと、シャッターは下りたまま。
何を隠そう、実はそのほんの数日前に同じメンバーでトライし、
「やっぱり日曜日だから閉まってるねえ」
と諦めてテキトウなイタリアンでお茶を濁したばかりだったのだが、よくよく見れば
「10月半ばまでお休みします」との張り紙。
改装中だったのか。

そんなわけで、近場でうまい代替案はないものかとキョロキョロ。
ロンドン在住最長のSさん(別名その1:moonhigh、別名その2:山本リンダ)の
「あ。ここって、(すぐ近くにある)Club Gasconの廉価版だ。一度来てみたかったのよねー。」
の一言でキー様終了後の興奮状態で空腹に拍車の掛かった女性三人、即決で入ったのがComptoir Gascon

店内は殺風景という訳ではないのだが、照明が暗くコンクリートの打ちっぱなしのような床、木のテーブル・椅子といったラフな雰囲気からか、レストランというよりもワインセラーという風情。
オープン当初から割と最近まではただのデリだったというのだから驚く。

我々が足を踏み入れると、満席だったのだが、丁度食事が終わった風の男性三人組が気持ちよくテーブルを空けてくれる。
店内の黒板には、本日のお薦めの一覧。
ここは南西フランスの料理およびワインに特化した店らしく、その名の通りガスコーニュ地方のスペシャリティに加え、スペインとの国境のバスク地方のキュイジーヌもちらほら。

自分は高級な方のClub Gasconには行ったことがないのだが、Sさん曰く本家の方は少し気取っておりコストパフォーマンスの高さでは突出したものはないとのこと。
しかし何しろ、ガスコーニュ地方。
軽く検索すると、フォアグラとアルマニャックの生まれ故郷と出てくる。
食道楽の集まる地らしい。

f0023268_6272378.jpg1. とにかく料理のクオリティーに脱帽
この日は、白身魚や貝を贅沢に使ったシーフード料理一品、バスク風サラダ、そして「ガスコーニュ・パイ」という牛肉を使用したパイの3品を三人でシェア。
この日は残念ながら前菜に頼もうと思ったフォアグラがなかったので前菜をスキップしてしまったのだが、後からレビューを見ると、豚の耳やら足やらあらゆる部分を調理した前菜’Piggy Treat’が人気メニューの模様。
3品ともが非常に美味だったけれど、特にシーフードそして野菜が美味だった。
エシレのバターを添えて出されるこだわりのパンも逸品。

2. ワインについて
美味しいワインを飲むのは至福だけれど、さして詳しい訳ではない。
味さえ美味しければ、どこぞの有名シャトーのものでなくても良いではないか。
聞き慣れない銘柄ばかりが並ぶが、何しろリーズナブル。
手頃な値段の赤を選んだところ、お料理に合って実に美味しい(怠けて銘柄は控えてません・・・)。
ワインもこの地方からの厳選らしく、同じ土地の料理とお酒は相性ぴったり、の典型例。
フルボトルは少し多いという場合、420ml程度のデキャンタのサービスがあるのも嬉しい。

3. サービスについて
このときにはサービスが特別印象に残ったということはなかったのだが、同行した二人は先日早速別の友人数名と二度目の訪問を決行したらしく。
会計の際に合計金額をみて顔を見合わせていると、横から素早く電卓が差し出される。
この手の気配り、悪いけれど英国のレストランではなかなかお目にかかれない。

Barbican Centreのお膝元という絶好のロケーション。
これからも頻繁にお世話になるに違いない・・・。
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by canary-london | 2006-10-23 06:28 | gourmet