ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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ミーハー考

「たまには良いこともあるな」と久しぶりに思った本日・快晴の土曜日。

「早起きは三文の得」と呪文を唱えながらまだ眠い身体でベッドから這い出し、朝一番の予約で行きつけの美容院へ。
ロンドンには著名な現地の美容院は星の数ほどあるけれど、やはり日本人の頭髪のクセを熟知しているのは日本人である。海外に暮らす際、美容院に限っていえば、日本人の日本人による日本人のための美容院に限る。

3時間を優に越えるストレートパーマのプロセス。
何度目かのシャンプー台に座っていると、入口には顔に見覚えのある青年が二人。

おーーーーーーーーー。
何と。
稲本潤一選手中田浩二選手ではないか。

聞けば、稲本選手は英国リーグ在籍中からの常連。
先月トルコのガラタサライ*に移籍してからは初めての来訪とのこと。
一方の中田浩二選手は現在スイスのFCバーゼルで活躍中であり、どうやら二人で示し合わせて週末を利用してロンドンに遊びに来た模様。

*非常にくだらなくて申し訳ないが、「ガラタサライ」と「ガラムマサラ(インドカレーに使われる混合香辛料)」ってちょっと驚くほど語感が似ている。自分で最初に誤ってサッカーチーム名として「ガラムマサラ」を思い浮かべてしまい、思わず大ウケしてしまった。

二人とも整った顔立ちと長身で目立つことには違いないのだが、オフでリラックスした表情のせいか、意外と「その辺にいるオトコの子」的な側面も見え隠れして新鮮だった。


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二人ともが、昨年からずっと私を担当してくれている美容師のSさんご指名。
Sさんは、稲本選手のヘアカラーをチェックしつつ中田選手のカットを手際よく進め、私のところへ仕上げのブローに戻ってくるという活躍ぶり。

ていうか、あーそのセレブ二人の髪を触った手でブローして下さるなんてウレシイ。どうもミーハー精神たっぷりに生まれついたらしく、興奮が収まらない。
(もちろん、お休みの日のスポーツ選手に声を掛けるなんて馬鹿な真似はしなかったが、今思えば異国にいるのだし一言「頑張って下さい」ぐらい言っても良かったのかな、とちょっと後悔してみたり。)

少々正気に戻して、感じたこと二点。
1. スポーツ選手の清々しさ
スポーツをしない人に対する偏見は微塵もないが(かくいう自分も運動神経ゼロに等しいので自他共に認める文化系人間である)、やはりチームスポーツの厳しさを経験してきた人間ならではの強さと快活さ、そして気遣いなのか。美容師やアシスタントの人に発する何気ない一言にウィットと心配りの両方が感じられ、二人とも傍目から見ていて実に気持ちのいい青年であった。

稲本選手と中田選手はいずれも1979年生まれの27歳。
オトナもいいところなのだが、自分が大学生時分に高校野球で活躍した球児がいつまで経っても少年のように感じられるのと同様に、ふとした表情にあどけなさが残るような気がしてしまうので不思議である。

2. 異国で感じる出会いの大切さ
今日のような出会いは、おそらくは日本にいたのでは遭遇しない種類の出会いである。
もちろん日本にいる方が余程たくさんの数の日本の「セレブ」とニアミスしているのだろうけれど、そんな「セレブ」が自分と同じタイミングに同じ空間を共有し、素顔で会話しているのを見られる機会なんてそうはない。
翻ってみると、異国にいるときの同郷の人との出会いには、少なからず「おそらくは日本にいたのでは遭遇しない」要素がある。

今この瞬間、自分がここにいるからこそ訪れる素敵な出会いの数々。
明日へのエネルギー、なのである。
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by canary-london | 2006-10-08 11:06 | current