愛すべきmusicaholic達へ
2006年 09月 24日
折角「従来の何でも言いたいこと言うぞブログ」路線に戻る表明をしたというのに、いきなり盗難事件で出鼻を挫かれてしまった。
自分の身辺がばたばたしていても、容赦なく時間は過ぎていく。
「何をこんなときに呑気に遊んでいるんだ」とまたぞろお叱りを受けるかもしれないけれど、秋という時期の為せる業か、ホームパーティーに招いて頂く機会が非常に多い。
警察の捜査は継続中。
これまでの展開を考えるに、なくなった物が出てくる可能性は残念ながら著しく低いが、別にしおらしくしていたところで何が変わるわけでもない。
超がつくほどのpositive thinkingは得意技である(要はただの能天気???)。
直近招いて頂いた数々のホームパーティー(殆どすべてが同じサークルなので、お会いする方々には「何か最近家族よりも頻繁に会ってますよね(笑)」が枕詞になってくる)を通じて感じること。
その一、やはり素敵な音楽があるというのは素晴らしい。心が荒んだこんな状況でも、「明日は明日の風が吹くもんねー」的な心持ちになる。
その二、音楽を通じて教えられることは本当にたくさんある。
先週末は、ピアノを教えて頂いている青木先生宅にてホームリサイタルに招いて頂いた。
こちらロンドンで活躍する若きピアニスト・松本さやかさんのラフマニノフやリストを初めとする素晴らしい演奏の数々に、聴衆の我々、しばし放心状態。
確かな技術に裏打ちされた圧倒的な表現力に言葉を失ってしまったが、リサイタルの後にさやかさんを囲む会と称して大宴会になだれ込む(先生、本当に有難うございます・・・)。
演奏が終わって素顔に戻ったさやかさんは、実に素直な素敵な方でその人柄にまた魅了される。
私以外は殆どがクラシックの専門家ばかりで様々なコメントが飛び交う中で、彼女は真摯に自分の演奏に関する批評に耳を傾ける。特に批判的なものについては。
スポンジのような吸収力。
何の仕事でもそうだけれど、自らに対する批判をしっかりと受け止め、それを乗り越えようと努力を繰り返すことで、壁を一つ一つ乗り越えていけるのだろう。
それをごく自然にやってのけるさやかさんは、アーティストとして、人間としてどんどん大きくなっていく力を持っているのだな、と感じた。
さやかさんは現在、サンマリノ共和国でのピアノ・コンクールに参加中。100人を上回る精鋭の中から14人のセミ・ファイナリストに残るという快挙を成し遂げ(彼女の実力を考えれば当然かもしれない)、これからファイナルへと進んでいく。
是非是非自分の力を出し切れるよう、力いっぱいの声援を送る。応援することしか出来ないけれど。
それにしても数々のホームパーティーでお会いする面々、皆さん本当に多才である。
普段は企業にお勤めされながら、パーティーの席では青木先生の伴奏で見事なフルートの腕前を披露されるO氏・Y氏。いつもただただ脱帽する。
昨夜のパーティーでは更にもうお一人、こちらで活躍されている日本人ピアニスト兼作曲家の平井元喜さんにもお会いする幸運に恵まれた(Oさん、本当に有難うございます・・・)。
広がる輪。自分にとって、かけがえのない宝物である。
大切に大切にしていこう(あ、自分もピアノ練習しなきゃ・・・)。
自分の身辺がばたばたしていても、容赦なく時間は過ぎていく。
「何をこんなときに呑気に遊んでいるんだ」とまたぞろお叱りを受けるかもしれないけれど、秋という時期の為せる業か、ホームパーティーに招いて頂く機会が非常に多い。
警察の捜査は継続中。
これまでの展開を考えるに、なくなった物が出てくる可能性は残念ながら著しく低いが、別にしおらしくしていたところで何が変わるわけでもない。
超がつくほどのpositive thinkingは得意技である(要はただの能天気???)。
直近招いて頂いた数々のホームパーティー(殆どすべてが同じサークルなので、お会いする方々には「何か最近家族よりも頻繁に会ってますよね(笑)」が枕詞になってくる)を通じて感じること。
その一、やはり素敵な音楽があるというのは素晴らしい。心が荒んだこんな状況でも、「明日は明日の風が吹くもんねー」的な心持ちになる。
その二、音楽を通じて教えられることは本当にたくさんある。
先週末は、ピアノを教えて頂いている青木先生宅にてホームリサイタルに招いて頂いた。
こちらロンドンで活躍する若きピアニスト・松本さやかさんのラフマニノフやリストを初めとする素晴らしい演奏の数々に、聴衆の我々、しばし放心状態。
確かな技術に裏打ちされた圧倒的な表現力に言葉を失ってしまったが、リサイタルの後にさやかさんを囲む会と称して大宴会になだれ込む(先生、本当に有難うございます・・・)。
演奏が終わって素顔に戻ったさやかさんは、実に素直な素敵な方でその人柄にまた魅了される。
私以外は殆どがクラシックの専門家ばかりで様々なコメントが飛び交う中で、彼女は真摯に自分の演奏に関する批評に耳を傾ける。特に批判的なものについては。
スポンジのような吸収力。
何の仕事でもそうだけれど、自らに対する批判をしっかりと受け止め、それを乗り越えようと努力を繰り返すことで、壁を一つ一つ乗り越えていけるのだろう。
それをごく自然にやってのけるさやかさんは、アーティストとして、人間としてどんどん大きくなっていく力を持っているのだな、と感じた。
さやかさんは現在、サンマリノ共和国でのピアノ・コンクールに参加中。100人を上回る精鋭の中から14人のセミ・ファイナリストに残るという快挙を成し遂げ(彼女の実力を考えれば当然かもしれない)、これからファイナルへと進んでいく。
是非是非自分の力を出し切れるよう、力いっぱいの声援を送る。応援することしか出来ないけれど。
それにしても数々のホームパーティーでお会いする面々、皆さん本当に多才である。
普段は企業にお勤めされながら、パーティーの席では青木先生の伴奏で見事なフルートの腕前を披露されるO氏・Y氏。いつもただただ脱帽する。
昨夜のパーティーでは更にもうお一人、こちらで活躍されている日本人ピアニスト兼作曲家の平井元喜さんにもお会いする幸運に恵まれた(Oさん、本当に有難うございます・・・)。
広がる輪。自分にとって、かけがえのない宝物である。
大切に大切にしていこう(あ、自分もピアノ練習しなきゃ・・・)。
by canary-london
| 2006-09-24 23:38
| music