ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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英国グルメ事情

表題を見て「おやっ?」と思うかもしれない。
それぐらい、英国と「グルメ」というコンセプトは結び付きが少ない。フランスのシラク大統領は、2012年オリンピック開催地がパリとロンドンとで争われる中で「あんなに料理の不味い国の国民なんて信用できるわけがない」とコメントし顰蹙を買っていたが、シラク大統領の気持ちもまるきり分からんでもない。このコメントが仇になったのか、パリは結局僅差でロンドンに敗北したのは7月6日、他ならぬロンドンでの同時多発テロの前日だった。私はこのときも数ヶ月の短期転勤でロンドンに滞在しており、運命のあやというべきかこの二つの出来事のタイミングに何ともいえぬ思いを抱いたものだが、それについてはまた別の機会に書くこととして。

家族と共にロンドンで生活していた1988-1991年は、確かに英国の食生活事情というのは「ひどい」ものだったと思う。今でも、別にfish&chipsに代わる英国の国民的料理が出来たとかいう訳ではないのだが、外で食べるもののqualityがとにかく低い。米国のように油たっぷり・肉の塊礼賛ということでもないが、とにかくこだわりがないというか。
それに比べると、今は全般的な水準がかなり改善されたといえるだろう。美味しいものを食べようという意識と同時に、ヘルシーに食べようという意識も高まっていて、回転寿司をはじめとするなんちゃって日本食をあちこちで見かける(サンドイッチ屋でtake-away用のお寿司を売っていたり)。またこちらでも、学校給食の質改善を訴えた料理人Jamie Oliverが一躍セレブになってしまうなんて、ひと昔前ではちょっと考えられなかったと思う。

こんな国の「グルメ事情」については、書きたいことは実は意外に結構たくさんあるのだが、今日はロンドンでの外食についてちょっと書いてみます。ロンドンも国際的な大都市なので、それなりにお金を出してそれなりにちゃんとしたところへ行けば、各国料理はそれなりに美味しく食べられる(物価が異常に高いので「それなりに」の水準は高いが)。

1. インド料理
食事情については救いがたいロンドンでも、インド料理には賞賛の声が多い。シティそばの「Brick Lane」界隈は安価なインド料理の店が多く有名だが、この道自体は何となく札幌のラーメン横丁的になってしまい、実はこの道から少し外れたところの方が美味で賑わっていたりする。日本からロンドンに赴任したという意味では先輩の弊社の若手W君に昨年連れて行ってもらった、Fieldgate St.の「New Tayyab’s」は、ドリンクは自分で持ち込み。非常にチープでびっくりするぐらい美味でした。
目先の違ったインド料理では、12月に来英して間もないときに友人に連れて行ってもらったTrafalgar Sqそばの「Mint Leaf」。上気のNew Tayyab’sのように安くて美味しいインド料理が多いロンドンでは酷評されることも多いようだが、フュージョン系のトレンディースポットという風情の割には味は悪くなかった。

2. Gordon Ramsay系
東京でも、2005年7月にオープンした汐留のコンラッド内のレストランとして日本初進出を果たし注目を集めているイギリスの3つ星レストラン「Gordon Ramsay」。最近このカジュアル版が幾つか出来ており、このうちの一つ「Boxwood Cafe」にも12月に友人に連れて行ってもらったが、KnightsbridgeのBerkeley Hotelという洒落た場所柄もあり、雰囲気も良く味もなかなかでした。

3. 家のそばのフレンチ!
今の仮住まいであるSloane Sqには、ロンドン在住のフランス人が絶賛する目先の変わったフレンチ「Le Cercle」が。実は私の仮住まいの地下にあるのだが。先日友人と初めて行ってみたのだが、スペインのTAPASをフランス風にアレンジしたものとでもいうべきか。一皿の量が本当に控えめなので、色々な味が楽しめるのは女性としては非常に嬉しいところ。地下というロケーションのハンディを感じさせない雰囲気づくりも見事でした。

お醤油なしで過ごせない和食派の私としてはイギリスでの食生活はなかなか厳しいのですが、頑張ります。
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by canary-london | 2006-01-08 23:48 | gourmet