ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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まちがいの訂正: 英国紙事情

くだらないことながら、自分の直近のエントリをぼーっと読み返しながらふとおかしな点に気づいた。
該当箇所は、先般の「コンサート報告その7・・・序でながらにトイレ文化論」の文中の
「(英国は)日本とは逆に紙が安価で水が高いため、ウォシュレット自体の経済的な存在意義が低い・・・」
という部分。
これは何気なくウォシュレットに関する他の方の考えを引用させて頂いたものだったのだが。

よく考えてみたら、そんなわけないよな。
英国ではティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙類が異常に高い。
日本のように繁華街の駅前を歩くと途端に3-4個の消費者金融広告入りポケットティッシュを握らされている自分に気づくなどということはあり得ず、ティッシュは必要であれば自分で買うもの(会社の備品も、日本では棚に山のように箱ティッシュが入っている一方、こちらでは必要な人は個人で購入している)。
ちなみにポケットティッシュは日本のように薄くコンパクトなものは存在せず、こちらの薬局等で販売しているものはいずれも紙ナプキンの化け物を6枚ばかり折り畳んで袋詰めにしたものである。
鼻をかむ場合はポケットからハンカチを出してチンとやり、涼しい顔をしてそのハンカチを再びポケットに戻す英国人紳士の習慣が根強く残るのかもしれないが、はっきりいって鼻をかむにはこの分厚い紙ナプキンは使いづらいことこの上ない。

値段は・・・・。
高い。。。。。。。。。
例えば、この化け物紙ナプキン6枚セットの6個パックは、ある薬局ではGBP1.69の値段表示がなされている(現状の為替レート約215円で換算すると約363円である。日本人には俄かに信じられないだろうが、ポケットティッシュ6個のお値段デス。)。

世界の購買力平価についてポケットティッシュ6個という詳細な品目までまとめた調査は見かけたことがないが、近時の日本ではポケットティッシュを「買う」という感覚があまり存在しないのが日常であるため、使いにくいポケットティッシュ一つにつき60円以上も払っている英国在住の我々にとっての生活実感としての紙の高さは計り知れない。

というわけで、前項の自分の記述についてはここで訂正致します。
紙の値段は、どうあっても英国でウォシュレットが普及しない理由の一つではありません。


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ところで、この自分の記述についておや?と思うきっかけになったのが、直近のとある日本の消費者金融会社の決算発表に関する記事。
「xxxxに加え、テレビCMや街頭ポケットティッシュ配布自粛等の宣伝減少による新規顧客数の伸び悩み・・・」のような記述があったように記憶しているのだけれど、あのポケットティッシュが一体どこまで消費者金融会社の営業利益に直接的なインパクトを持つのかは甚だ疑問・・・。
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by canary-london | 2006-08-02 07:07 | culture