ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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ナルコレプシーもどき

更新が滞りがちな理由その二。
最近異様に睡眠時間が増えたような気がする。

春眠暁を覚えず、ならぬ。
ロンドンはここ二日ばかりやっと涼しくなってきたとはいえ、記録的な暑さが続く中「夏眠」?
ロンドンでは古い建物が多いためエアコンの付いた住居は少なく、周囲の友人の間では「寝苦しいよねー」とのぼやきばかりが聞こえてくる中、我が家はたまたま数年前に完成した建物なので、幸いにして夜の最中に耐え難い暑さで目が覚めるということもなく。

生来貧乏性で「寝てる時間なんて勿体ない」と感じてしまう性格であることに加え、平日は仕事のほかにもやりたい事が多過ぎるため、平日の睡眠時間は平均すると大体4-4.5時間程度。
5時間眠れる日があると、翌朝頗る快調である。

本ブログは別段どこぞの女子大生ブログのような「私の生活と悩みをシェアしましょう」的な切り口は皆無なので、自らの醜態については書きたくもないのだが、それにしても先週土曜日は大ショックだった。

前週一緒にBarbicanでコンサートにご一緒したTさんによる(明日もアスコットでご一緒ですー、宜しくお願いしまーす♪)
「Turandot良かったよー!!」
とのコメント、さらにそれに続いてコンサート後Tさんと三人でお茶を飲んだO氏による
「Royal Opera Houseは財政危機でほぼ瀕死。おそらくそんなに近くない未来に閉鎖だろう」
というややラディカルなコメントを受け、
「やっぱりTurandotへも行かなければ・・・」
と最終日となる7月22日土曜日の13:00開演のマチネのチケットを平日に買い求め、行くのを楽しみにしていた。

しかし。何と。
確かに前日の金曜日は、上述O氏のお誘いで何とも素敵なKensington豪邸でのホームパーティーにお誘い頂き(Aさんお世話になりました!!!)、帰宅は午前3時であった。
が、それにしても。
目覚ましを掛け忘れて目を覚ますと、何やら西日の感。
嫌な予感がして時計を見やると、表示は18:01。

一瞬日付が分からなくなり、今日はひょっとして金曜日?との淡い期待を抱いたが、金曜日のその時間は件のホームパーティーへ出掛けるべくラストスパートで仕事を片付けていたので、そんな筈もなく。

睡眠時間15時間ぶっ続けなんて、生まれて初めてなのでは。
しかも水を飲んだり排泄したりというニーズが君にはないのだろうか、と今度は本気で自分の健康が心配になった。
129ポンドのチケットをフイにしたショックに落ち込む暇もなく(でもショックの大きさは絵画で表すならばムンクの「叫び」である)、実はその日は昼間オペラ・夜はコンサートと贅沢三昧のハシゴの予定であったため、急いでシャワーを浴びて身支度を整えコンサート会場へ(上述Aさんには更にここでも大変にお世話になったのだが、それは私的交信に留めさせて頂くことにして。コンサート報告も別項にて)。
一つ自分を慰めるならば、起きたのが13:05だと悔しさ倍増だが、ここまで思い切り寝飛ばすと諦めもつくというものである。

加えて、最近は平日夜中から筆を執る(もとい、PCに向かう)という気力が今一つ足りない。
全ては、この異常な暑さのせいにすることにして(ロンドンではそんな文句が出るのは年に数週間程度の話なのだが、何しろ地下鉄の暑さがたまらない。初乗り3ポンド取るんだから車両に冷房ぐらい入れろっつーの。)。

自分の睡眠時間について書いていたら、ふとナルコレプシーという病気について、もっと言えばRiver Phoenix(リバー・フェニックス)について思い出した。
ナルコレプシーは、突然抗し難い睡魔に襲われ、道端であろうと何処であろうと短時間眠り込んでしまう困った病気である。
「マイ・プライベート・アイダホ」という映画の中で、若かりし日のリバー・フェニックスがナルコレプシーを持つ若者を演じた。
1993年にドラッグ中毒でリバーが他界する二年前の作品。


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自分の最近の失態に関する記述で始まった今日のエントリは最後にあらぬ方向に向かってしまったけれど、リバー・フェニックスのような偉大な(別にイイオトコだというだけではない)俳優が23歳という若さでこの世を去ってしまったことは本当に残念でならない。
でも、若く美しいまま最期を迎えると、人々の記憶の中ではいつまでも若く美しいままいられるというのもまた真実なり・・・(知らない人のために: 写真中リバーの隣はマトリックスのキアヌ・リーブスです)。
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by canary-london | 2006-07-29 23:16 | diary