ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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病は気から

週末珍しいことに風邪を引いた。

金曜日の夕方どうにも喉が痛く、夜帰宅して熱を測ってみると37.7℃と平熱35度台の自分としては驚きに値する数字。それまで大丈夫だったのに熱があると分かった途端に気分が悪くなるのだから「病は気から」とは良く言ったものだ。
風邪薬を探して抽き出しかをがさごそ。が、「XXは風邪引かない」を地でいっておりここ数年来熱など出した覚えのない私の自宅の頼りない薬箱には、二日酔用の胃薬と薬局でおまけにもらったサロンパスぐらいしか入っていない。嗚呼。
これでも子供の頃は喘息で夜な夜な母に付き添って起きていてもらったり、運動会などは走れないので脇から眺めている病弱な子供だったのだが、あの面影はどこへやら。
薬もないし、こんなときは眠ってしまおう (これも母の常套手段だ)。

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たっぷり14時間の睡眠のあとベッドから這い出したのは、土曜日の正午。
風邪菌はしつこく、これだけ寝たというのにまだ熱は下がらず。
渋々薬を買いに外へ出ると、何とも素晴らしいぽかぽか陽気の上、ロンドンにはあるまじき降り注ぐ陽光。
「家で寝てる場合ではない」と、結局そのままBond Streetをほっつき歩いた後、夕方からはオペラへ。
金曜日に突如友人に誘われてOKしたものの、正午時点でははっきりいって「ドタキャンしようかな・・・」とまで思っていたが、やはり生来器の小さい人間なので「65ポンドのチケットを無駄にしちゃーいかんよな」との思いが勝り、インターバルを挟んで6時間強という長丁場に果敢に挑む。

ちなみにわたくし、実はこの日が人生初オペラ。
本当は6月末にオペラ・デビューを果たす手はずだったのだが、期せずして2ヶ月前倒しで臨む運びとなった。
結論からいうと、「パンドラの箱を開けてしまった」状態 (筆者注: ハマリそう) で非常に楽しんだのだが、詳細はまた別項にて(Rさん&Lさんお誘い本当に有難うございます!)。

日曜日も一日元気で過ごしたものの(序に日曜日はクラシックのコンサートにも出掛けた)、月曜日は出社とほぼ同時に気分と喉の調子が下降線を辿り始め、退社する頃には再び絶不調。またしても帰宅して速攻で寝床へというなんとも情けない状態。
もしや自分はただの出社拒否症なのではないかと心配になってしまった。

そんなこんなでアップが遅れましたが、本日は体調もかなり回復。

本日のおまけエピソードを一つ。
(愛すべきロンドンのtubeについて書いた「グッドサービス」のプチ続編としてお楽しみ下さい。)
会社帰りにtube (地下鉄) に乗ろうとすると、ホームに滑り込んできてしばし停止した後、まばらながら乗客を乗せたJubilee Lineの車両のドアは開くことなく、結局すーっと次の駅へと旅立ってしまった。
苦笑いするホームの乗客達に向け、一言駅員からのアナウンスは’Ladies and gentlemen, I’m sorry about this. Looks like the train did not want to stop here (皆様、申し訳ありません。電車はここで止まりたくなかった模様です。)’。
イギリス人のブラックユーモアはつとに有名だが、大真面目なアナウンスに思わず笑ってしまった。
それにしても、電車に乗り込もうとしていた我々は苦笑で済むけれど、我が駅で降りようとしていた乗客にしてみればいい迷惑だろうなあ。
ロンドン暮らしに必要なもの、一に忍耐二にも忍耐。
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by canary-london | 2006-04-26 07:42 | diary