ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

クリスマスー欧州にて思ふこと

クリスマスを今週末に控え、ロンドンの街もすっかりクリスマス気分。
今回は2週間程度の出張だしと思ってあろうことかデジカメを日本に置いてきてしまい、大後悔。
私の住むSloane Squareの今年のイルミネーションは青と白を基調とした幻想的な実に素敵なもので、カメラに収めたいのですが・・・仕方ないので明日同僚にデジカメを貸してもらって撮影しようと企んでます。

ともあれ。イギリスにいてクリスマスを目前にして思うこと。

1.家族的・宗教的イベント
私は高校時代もロンドンで過ごしたため、特に大陸欧州にクリスマス時分旅行するたびに思ったことですが、こちらでは商業主義オンリーの日本とは異なり、クリスマスとは多分に家族的・宗教的なイベントです。日本のようにクリスマスイブとみるやなぜか高級レストランおよびホテルはカップルで賑わい・・・ということはなく、クリスマスとは家族で集まる時期。
実は国によっても差があり、同じキリスト教でもカトリックかプロテスタントかによってだいぶ温度差があります。プロテスタント&イギリス国教会が主流のイギリスでは宗教色は薄く、一方でフランスやスペイン・イタリア等の敬虔なカトリック諸国に行くとクリスマスは個人的・家族的に教会で過ごす日。この時期カトリック諸国に旅行すると、お店は軒並み閉まっており観光気分で行くと何も事が足りずに悲惨な目に遭います。
また、興味深いのは国によってクリスマスがクライマックスを迎える時期にも多少差があり、例えばここイギリスでは24日・クリスマスイブは友人と大騒ぎする日。一転して25日のクリスマス当日そして26日のBoxing Day(由来は二説あり、一つは伝統的に使用人に対してプレゼントを渡す日であったことからプレゼントを包む「Box」からきているというもの。今一つは、聖職者が「Collection Box」(募金箱)を開け、貧しい者に分け与える日であったとのもの。)は家族で祝う日。一方で、例えば同じプロテスタントのドイツでは24日のクリスマスイブが家族的にも最も盛大に祝う日であったりと、国によって色々な癖があるようです。

2.とにかくプレゼント!のカルチャー
クリスマスというのは、こちらではとにかく普段と違って他人にも家族にも自分にも贅沢なプレゼントを買い与える最大のexcuseがある時期。
日本で「年末年始の買い物」というのと同義もしくはそれ以上にこちらで重要なのは「Christmas shopping」。皆何をそんなに買うんだよっと言いたくなるほどですが、皆クリスマスショッピングのために休暇を取るほど。買うものはといえば、主にはプレゼント。普段は結構質素なイギリス人も、この時期にはブランド物の大きな紙袋を幾つもぶら下げて家路を急ぐ人の姿が多くみられます。私の住むSloane Street も一大ブランドストリートですが、この時期はブランドショップも朝9時から店を開けており、それでも開店時には行列が出来ているほど。
この「プレゼントをあげる」カルチャー、とても好きです。
皆義務感からやっているわけではなく、ごく自然に他人に贈り物をする。実は私の家族も海外生活が長かったせいか、クリスマスにプレゼントをあげるカルチャーは昔から忠実に守っています(我々子供達がサンタさんを卒業したあたりからですね。末っ子の私が中学生ぐらいの頃から。)。
我が家では、全員が全員にあげるスタイル。クリスマスに向けて、クリスマスツリーの根元に一つまた一つと「AからBへ」といったタグのついたプレゼントが増えていき、25日のクリスマス当日に皆で一斉に開ける。一つ一つのプレゼント自体はささやかなものですが、プレゼントってやっぱりわくわくする。良い意味で欧米文化に感化されたこのカルチャーは是非大切にしていきたいものです。
[PR]
by canary-london | 2005-12-22 07:38 | culture