ロンドン生活開始から4年強経過。あこがれの田舎暮らしも敢行!このまま骨を埋める展開か??インベストメントバンカー日々迷走中。


by canary-london
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英国的バレンタイン

今年はたまたま2月14日が土曜日となったことも手伝って、世の中はバレンタインデー一色。もともとはキリスト教に由来をもつイベントであるものの、クリスマス同様、今では非キリスト教圏も含めて世界中の多くの人が「愛する人に思いを伝える日」として何らかの形で祝っている。
Wikipediaによれば、世界中でバレンタインデーに交換されるカードの数は約10億枚と、実にクリスマスに次ぐ「カード交換行事」となっているとのこと。

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日本では、2月14日はいつからか「女性が男性に対してチョコレートを渡す日」との決まりが出来てしまい、夥しい数の義理チョコ(それでもバブル期に比べればかなり数は減っているようだ。先日某男性とバレンタインの話をしていたら、彼は入社二年目にしてオツボネ様の多い部署に配属されたがために、何とその年は一日で72個という驚異的な数のチョコレートを集めたらしいが、より驚いたのは同部署の彼の同期が74個とハナの差で彼の記録を上回ったとの逸話だった。)と「本命チョコ」とが入り乱れ、チョコレート店からすると、この日の売上が一年の業績を大きく左右するような運命的な日。

・・・ところ変わって英国。
バレンタイン・デーにチョコレートを贈るという風習を世界で初めて1868年に取り入れたのは英国だったと知り驚いたが、昨今では圧倒的に男性から女性にプレゼントを贈る事例の方が多い。英国にせよ米国にせよ、バレンタインデーという日は、性別を問わず大切な相手にカードや愛情を表現するプレゼントを贈る習慣だけれど、現実的に周囲を見渡すと、ベクトルはほぼ例外なく男性→女性の方向となっている。
日本のようにチョコレートも良く使われるが、カードと花束のコンビネーションの方が一般的だろうか。愛情表現=赤やピンクのイメージが強いのだろうか、赤いバラの花束やロゼ・シャンパンを選ぶ男性も多い。日の浅いカップルだと(笑)ランジェリーを贈る例や、経済力にモノを言わせてジュエリーをプレゼントする男性もちらほら。

現状、狭義の我がデスクはなかなか面白い構成となっている。
秘書を除く10人の男女比率は6:4。
女性陣の中でのご意見番は、私の上司にもあたる米国人の女性Jと、「ロードショー」と呼ばれる発行体と投資家を繋ぐ鍵となる仕事をする英国人の女性A。
「口から先に生まれてきた」にかけては私も周囲に引けを取らないつもりなのだが、この二人にかかるとデスクの男性陣も、特に「女性の扱い」にまつわるトピックに関してはJとAに一目も二目も置かざるを得ないのが現状。
昨年結婚したばかりの若手、Dが
「えー、面倒くさいから花束は明日起きてから買いに行くよ」
などと言おうものなら、
「何言ってんのアンタ、女性は2月14日の朝起きたときにプレゼントがないとダメなのよ!!!」
と瞬時にして針のムシロになったのは言うまでもない。
クリスマスやパートナーの誕生日のたび、「女性のハートを掴むためには男性はこう振る舞うべき」といったことを口うるさく言われてやや閉口している感の強い我がチームの男性陣だが、JとAのおかげで大きな「ヘマ」を犯すことなくカップル・夫婦円満が保たれているともいえるのだから、やはり皆オネエサン二人に感謝すべきなのだろう。
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by canary-london | 2009-02-16 07:39 | culture